2022年06月27日
Daiwa KYOKUEI 極鋭 GAME S-150 AGS / 05297042


全長(m):1.50
●継数(本):1
●仕舞(cm):121
●自重(g):92
●先径(mm):0.6
●元径(mm):9.9
●錘負荷(号):20-60
●カーボン含有率(%):78
目感度を極める「ターゲットコンセプト」に基づいた先鋭ライトゲームロッド
究極の目感度を目指して、穂先がわずかなアタリさえも最も大きく表現する角度と、その際のオモリ号数を分析。
「ターゲットシンカーコンセプト」とダイワが名付けた新しい考え方のもと、新たに世に送り出すライトゲームロッドの新機軸、それが新生「極鋭ゲーム」。
ターゲットシンカーを設定した穂先に対し、元にかけてパワーアップし、操作性を高めたまったく新しい調子設定。
目感度が抜群であることはもちろん、パワーのある魚や操作性を重視する釣りでも快適な調子を追求しており、またブランクには「X45」と「V-ジョイント」(150を除く)を採用し、しなやかでブレのない的確なロッドコントロールが可能となっている。
【究極の目感度を求めて ? ターゲットシンカーコンセプトとは】
感度を優先する竿というと、一般的に穂先の最先端だけを柔軟にした極先調子の竿がイメージされる。しかしこういう竿はアタリが手に伝わる感度やアワセが早く効くというメリットは高いものの、アタリを大きく表現するというのは難しく、小さいアタリは熟練の釣り人以外には感知しづらい。逆に言えば、名人ですら取れないようなアタリも表現してくれるような目感度の竿があれば、より有利にゲームを進めることが可能になる。
そしてなによりも、視覚的にアタリが大きく見えると理屈抜きに楽しい。
穂先を叩くようなアタリにワクワクしながらあわせるとギューンと引き込まれる。まさに釣りの楽しさの原点がそこにある。そしてアタリが判りやすければ熟練の釣り人でなくても釣りやすくなる。
マニアック系の釣りは近年敷居が高くなっているが、目感度の追求が目指しているのは「誰でも楽しめる釣り」である。
穂先を柔らかくすればアタリを拾ってくれやすくはなるが、底を切ってシンカーの重さを穂先が受けて下を向いてしまうと、せっかくのアタリが見づらくなってしまう。穂先の最先端が柔らかく完全に下を向いた状態よりも、斜めになった状態の方がわずかな抵抗でも先端部が大きく動き目感度は良くなる。
極先調子ではなくスローテーパーな穂先でアタリを穂先全体で表現するのでより視覚的にわかりやすくなる。それぞれのアイテムでこの斜めの穂先状態を作り出すオモリ負荷を分析し、これを「ターゲットシンカー」と位置付けた。
ターゲットシンカー表示の錘を掛けたとき最大限の目感度を発揮するような調子設定をおこなっているのが極鋭ゲームの最大の特徴で、これがダイワが新たに提唱する「ターゲッシートシンカーコンセプト」である。
■ゲームロッドの対象魚は多彩
軽いオモリの対象魚は小物、という常識もライトゲームの普及とともに変わってきた。
キスやカサゴなどを釣って楽しい竿で、大型のタイやヒラメ、ワラサ等のアオモノとも渡りあえることが求められている。また、アクティブに仕掛けを操作して掛けていくには軽い錘の竿でも一定のパワーと操作性が求められる。
そこで極鋭ゲームのバットパワーは各アイテムで大きくは変わらないように設定。
穂先の感度としなやかさは申し分ないが、もう少しパワーがあったらといったニーズをおさえたシリーズ構成になっている。
■使い方も多彩
戦略しだいでターゲットシンカー以外の号数で使うのも、もちろんお勧めしたい。
より重いオモリを掛けて、しなやかに跳ねにくい状態で使うもよし、より軽いオモリでシャープな操作性を感じて使っても面白い。好みや釣り方で最適なオモリは変わってくる。
重要なのは基準が明確だということだ。
ターゲットシンカーでの曲がりがイメージできればそれ以外の号数での曲がりも容易にイメージできる。それを元に最適なロッド、最適な仕掛けを考えていくのも楽しい作業だ。
ターゲットシンカーコンセプトの遊び方は無限大といってよい。
買取価格:6900円